避妊薬のオンライン処方と休薬期間について

避妊薬は、産婦人科を受診して処方してもらうのが、安全で安心ですが、さまざまな事情で受診が難しい場合もあります。オンライン処方とは、産婦人科医とメール等でやり取りした後、ピルを服用して問題ないと診断した場合に、産婦人科医から患者に避妊薬を郵送する方法で、通販とは全く異なります。疑問や質問があれば、メールで回答してもらえ、副作用などがある場合も、アドバイスをもらえます。避妊薬を長期間継続して使用する場合には、定期的な検査が望ましいのですが、診察や検査を近くの産婦人科で受診して、避妊薬の購入をオンライン処方で行うという方法もあります。アメリカやイギリスでは、既にオンライン処方が始まっています。日本でも、女性が自分の意思で避妊できる方法である『避妊薬』の使用が今後ますます増えていくと予想されますので、便利なオンライン処方を行うクリニックも増えるのではないでしょうか。
避妊薬は、月経初日から飲み始める方法と、日曜日に飲み始める『サンデースタート』と呼ばれる方法があります。月経初日から飲み始める場合には、その日から避妊効果があります。週末に生理が重ならないというメリットがあるサンデースタートの場合には、最初の1週間は他の避妊方法と併用します。
いずれの場合にも、21日間毎日同じ時間帯に服用を続けて、7日間休薬期間をおきます。28錠タイプの避妊薬は、休薬期間の7日間が偽薬となり、毎日飲み続けることで休薬期間あけの飲み忘れを防ぎます。この期間中に、消退出血と呼ばれる生理が起こり、出血が続いていても、7日間が過ぎたら、次のシートを飲み始めます。避妊薬は、飲み忘れると避妊効果が得られませんので、日常生活に服用を組み込んで、忘れないように工夫するとよいでしょう。